【中学教員あるある】仕事に追われて生徒と関わる余裕や親とつながる余裕がなくなりそうな時の対処法とは?退職教員がアドバイス

仕事におわれた時の対処法 教員歴35年のアドバイス

中学教員あるある

【あるある】part1

教師になって誰もが一度は思うこと
授業を教えるだけが教師の仕事じゃなかった
・保護者とつながる、生徒と関わることも教師の大事な仕事

いい生徒指導・進路指導をするためには生徒との関係が大事
そのためには休み時間や放課後を使って生徒と関わることも必要。

いい生徒指導・進路指導をするためには保護者との関係も大事
そのためには、折に触れて連絡を取ることがポイント。

教師になる前からわかっていた仕事、業務

  • 教科研究会に向けての研修と授業指導案の作成
  • 学級の掲示物などの整理整頓といった学級担任業務
  • 最近よくニュースで耳にする部活動指導、
    (大変だけど生徒と関わる点で楽しい時もある)

わかっていたとはいえ、退職するまで、バタバタ毎日仕事、業務をしていました。

【あるある】part2

*校長室に入るつもりでノックして、
 入ったら職員室だった。

*別の中学校に用事で電話をする、
 と同時にもう一台の電話に着信音
 「誰か、電話対応して!」
 電話対応してもらったら、
 私がかけた電話だった。

*携帯のsmsに2時間前の同僚の先生からの受信メールを発見
 不思議だなと思いつつ、
 その先生を探して、
 「snsのことだけど、、、、」と言うと、
 「先生どうしたの?その件は昨日確認しましたよ。」との返事
 smsの着信日時を見たら、
 3日前だった。
忙しすぎるとミスをします。削れるものを見極め、「やらない」という判断も教師として大事なこと

授業以外の事務で忙しい

ミスをしないようにするためにも、心にも物理的な時間にも余裕を作ることは教師としての大事な業務です。

 

保護者とつながる、生徒と関わるのは教師の大事な仕事

仕事に追われていても
保護者とつながる、生徒と関わるのは大事な仕事

だから、その余裕がなくなりそうな時の対処法を持つことが大事

余裕がなくならないようにする対処法と言ってもいい

定期テスト前後、学期終わりの成績処理時が特に忙しい
保護者とつながる、生徒と関わるのは時期は関係なし、

だからこそ、どうやって時間に心に余裕を作るかです。

【あるある】part3

  • 予想はしていたけど大変だったのが、
    道徳教育と総合的な学習の時間
  • 予想外だったのは、
    教科外の特別活動の人権教育、情報教育、国際理解教育など
  • 受けた校務分掌の教育計画を作る業務、
    この書類を年度初めに作成するのは結構きつい!
日曜日に部活動の大会役員として参加すると、
勤務として扱われる。

平日に振替休日を取ることになる。
振替休日の日、
「僕は透明人間だよ、しゃべりかけないでね。」
と言って事務作業をする。

しっかり一日学校にいると、
労働基準局にばれるとまずいとかで
管理職の先生に迷惑をかけるので、
出来るだけ早く帰ります。 
夏休み中とか振替休日を取ることもできるようになった。
でも、部活動指導、校内研修、出張等で
振替を考えるのに四苦八苦。

で、夏休み中の振替の日、
気がついたら
学校に来て事務処理や片づけをしていた。
タイムカードで勤務の記録をする職場が多いでしょうが、教職の現場ではタイムカードでは勤務記録はできないですよね
休日だけど出勤

残業が当たり前、休日出勤も普通のこと。いいわけではないですが、それしないと教師の仕事は成り立たないのが現状ですね。

教員生活を振り返り、
何事にも100%完璧だったといえません。
現役の教員の皆さんには、
何事にも100%完璧だったといえることより、

生徒、保護者とよい時間を持つために
ちょっとでも時間に心に余裕を作る工夫をしてほしいです。
その参考になるような私の経験を記します。

保護者との良い関係の作り方は
記事「教員歴35年が実践していた保護者と担任の良い関係の作り方㊙テクニック4選を解説します!」も参考にしてください。

保護者とつながることも大事

接する回数が良い関係を作るポイントです

 

私が実践した余裕がなくなりそうな時の対処法とは?

そんな【あるある】教員生活でしたが、
生徒と関わる余裕や親とつながるための余裕作りをどう工夫したか

教員がワンチームという認識で生徒や保護者に接する時間を作ったこと。 
具体的には以下です。

・教師それぞれの得意分野を活かしサポートしあう

その具体例も紹介します。

・私の得意分野を活かした実践

事務作業的なことが苦手な先生にはその部分をサポートしました。
その先生にとっては事務作業をいかに効率的に処理するかが課題でした。
効率的に処理できれば、その分時間がういて、余裕につながるはずです。

その分、私はあまり長けていない部分をサポートしてもらいました。
詳しくは、見出し「私の得意分野を活かした実践」に記しています。

校務分掌という業務分担とは別に、教師の得意な部分を出し合い、互いに時間的ゆとりを作ります。

サポートしあうことで余裕が生まれる

教師それぞれの得意分野を活かしサポートしあう

実は、私は生徒間の人間関係を把握するのがへたくそでした。

思春期の生徒間の人間関係、なかなか複雑で微妙です。

A君とBさんが付き合っている、
C君とD君とEさんが三角関係、
最近Fさんが失恋した、
今学級内で女子の2つのグループがGさんを取り合っている、、、

わかるときもあるのですが、
私よりよく知っていたり情報を持っている先生がいます。

生徒指導とひと言で言っても、
こういういった事情を知っていないと
ピント外れの指導や対応をしてしまいかねません。

学校内でそういう方面に長けた先生を見つけ、
教えてもらっていました。

そういう自分にないものはテイク(take)してもらい、
自分の得意なものはギブ(give)すること

 

サポートしあい、時間に余裕を

学校内の職員がワンチームとなることで、ゆとりが生まれます

苦手でも自分がしなければいけないこともありけど、
サポートしてもらっていいことはgiveしてもらい
自分の得意をtakeすることが、
時間的にも精神的にも余裕を作ることになりました。

私の得意分野を活かした実践

【私がサポート(give)したこと】
わりとパソコンが使えましたから、

  1. 成績処理のexcleシートが作れない人のシート作り
  2. 生徒の授業記録のデータベース化(入力作業)
  3. 手書き文書をテキスト化(文書の装飾)
  4. 学級通信の内容に困っている人に学校の年間行事と関連したネタ紹介
  5. 印刷機を使うのが苦手の人の代わりに印刷
  6. 保護者との関係で悩んでいる時は、ケースによっての対応にしかたのアドバイスだったり、時には一緒に保護者面談をしたりもしました
私は生徒間の人間関係を把握するのがへたくそでした。結構サポートを受けていました。女性教員が割と情報豊富でした。
自分の得意分野を提供

人間関係を把握するのは得意な先生は、なぜかデジタル系が苦手。その部分をサポートしました。

 

【私がサポート(take)を受けたこと】

①音楽が苦手な私は、
 音楽科教師から合唱コンクールの時に
 パートリーダーの指導方法の詳しいレクチャーをうけた
 時には目立たない範囲でパートリーダーノ生徒に個別指導をしてもらった
②生徒の人間関係に疎い私は、
 生徒の人間関係
 特にグループ化の状態を教えてもらった

 

生徒保護者と関わりやすくなる

生徒の情報を持つことは、よい生徒との関りを作ります。

③生徒の性格分析が上手な教員からは
 チョット気難しい生徒への上手な接し方についての
 生徒情報をもらった
④状況に応じては、
 心配な生徒ヘのさりげないカウンセリング(状況把握)を依頼した
サポートされて余裕ができた

教員それぞれの得意分野を生徒の健やかな成長につなげることを学校の先生みんなでしましょう、

 

終わりに

教師経験を積めば、
いろんなことができるようになるのではなく
自分にできることできないことがわかってきます。

エキスパートとなっている分野もあります。

それを教育現場での強みにするのが、
「得意分野を活かしサポートしあう」
ということでした。

また、保護者とつながるには「学級通信」も効果的なアイテム
記事「若手教員のための効果が期待できる学級通信の作り方と実際の効果を教員歴35年が回顧」を参照してください。

 

 

サポートしあったことで教師にも生徒にも保護者にも良い結果となる

教師それぞれの得意分野を活かしサポートしあうことは、生徒にも保護者にもプラスとなります