ぽかん口を直す訓練グッズ「ポカンX」を60歳が実際使ってみた感想は?学力低下の原因になる口呼吸は改善できる?

ポカンXを使ってみた 子育て one point

ぽかん口を直す訓練グッズ「ポカンX」を使ってみた感想

私の60歳になる妻が、ぽかん口改善で「ポカンX」を使ってみた感想です
金額的に負担にならない
テレビを見ながらだと続けやすい
負荷をかけたトレーニングがしやすい
妻の症状なら、ベストの選択でした

ポカンX

① 金額的に負担にならない
 通販ショップ(送料税込み)、5個792円

 店頭購入なら1個あたり100円相当

② テレビを見ながらできるので続けやすい
 1時間くらい苦にならない

 と言っています

③ 写真のような負荷をかけたトレーニングもしやすい

【まとめ】
素人目にもわかる加齢による口の周りの筋肉の衰えが原因です。
私が歯の治療で通院しているクリニックの歯科衛生士さんに相談をすることができました。 
本来は、専門知識や経験を有するデンタルクリニックで受診して治療方法(指導)を受けるべきなのでしょうが、今回の妻の症状ならベストな選択でした。

習慣づけのため訓練グッズです。
もうしばらく様子を見ないと
効果があったかどうかはわかりませんが、
使わないより絶対いいです。

その後の妻ですが、
最近は負荷をかけています。
5円玉3枚は続けるのがつらいけど、
2枚なら1話ドラマを見る時間トレーニングが出来るとのことです。

ポカンXトレーニングその2
5円玉をつるし、負荷をかけてのトレーニング

ポカンXを選んだ理由

テレビを見ながらでも訓練できるという手軽さ
「ポカンX」
になりました。

通院してのMFTトレーニング
または「りっぷるボタン
という選択肢もありました。
「ポカンX」に決まった経緯を参考までに書いておきます。

歯科衛生士さんに相談したら、
治す(直す)には、2つの方法があるとのこと

デンタルクリニックに通院しての口腔筋機能療法(MFT)というトレーニング

症状に合った矯正機能訓練グッズを使用してのトレーニング

クリニックでは3年前から口腔筋機能療法(MFT)をされていますが、MFTを行う以前からぽかん口の改善で治療を受けに来院するお子さんはいたそうです。

クリニックでの治療方針は以下の通り。

その原因により治療の仕方は異なる

口の周りの筋肉が育っていない弱いことが原因の場合は口の周りの筋肉を発達させるMFTを行い、並行して「りっぷるボタン」を使う

MFTを行うまでは、「りっぷるボタン」に加え、「とじろーくん」「ポカンX」を使っていた

ポカンXりっぷるボタン等

妻に
クリニックでMFTというトレーニングを受けたら?
と話をしましたが、
面倒くさいようです。

そこで、
通販ショップ「お口の相談室」作成の
矯正機能訓練グッズ使い方」小冊子
をみせて、
「りっぷるボタン」はどう?
という話をしました。
これも面倒なようです。

りっぷるボタントレーニング法

改めて、歯科衛生士さんに相談したら、

筋肉の発達を促すことが大事
でも、面倒くさがられているなら、
「ポカンX」
はどうか

とすすめられました。
テレビを見ながらでもできるなら、
ということで
「ポカンX」生活が始まりました。

ポカンXトレーニング法

その後、歯科衛生士さんから

口を閉じる筋肉はある程度強くならないと、普段から口を閉じるという習慣はつかない。
筋肉を鍛える効果を高めようと思ったら、りっぷるボタンやとじろーくんを使ったらいい

とアドバイスをもらいました。
今回、ブログで記事にすると言ったら、
次のことも書いといてと言われました。

お子さんの場合、素人判断は危険ですから、デンタルクリニックの受診をおすすめします

口腔筋機能療法(MFT)、
矯正機能訓練グッズについて、
解説動画がありますので、紹介しておきます。

見出し
ポカンX」はどこで買うのがお得?】へ進まれても結構です。

【youtube動画】
 広告が出ることがあります。
*お口の相談室とまるめデンタルクリニックの許可を得て、リンクしています* 

きれいな顔立ちと口輪筋  
MFTとは、矯正機能訓練グッズについて
ポカンXの使用方法   
パナリングの使用方法    

お口の相談室

【その動画の内容をまとめたものを以下に書いておきます】

① 口腔筋機能療法(MFT) とは

・本来あるべき舌の位置
・嚥下時の好ましい舌の動き
・口のまわりの筋肉がバランスよく動く
上記の基本となる動きを覚え習慣化させる訓練のこと。

デンタルクリニックに通院し、写真のようなものを使った訓練方法の指導を受けます。

MFT訓練グッズ
ベーシックエクササイズ
ベーシックエクササイズ5つのうち①②番

② 矯正機能訓練グッズ とは

口周辺の筋肉、嚙む機能、舌のトレーニング、それぞれに応じて訓練ができるグッズのこと。

どれを使うかは知識経験を有する人のアドバイスや指導のもと、使用するのが好ましいです。

訓練グッズ

「ポカンX」はどこで買うのがお得?

ネットショップでの購入が手軽
おすすめのネットショップ
「お口の相談室」

【おすすめの理由】

現役の歯科医師・歯科衛生士さんが厳選した歯科専売品を販売しているショップです

② 歯(口)の健康に関する悩み相談はクリニックを受診しないとできないが、ショップ経由で歯科衛生士さんに相談ができる。メール相談も可能

③ 地元の人しか無理ですが、店頭販売もあり、送料が不要になる

④ このショップでは歯科医師監修のもと作成した「矯正機能訓練グッズ使い方」小冊子を送料のみで無料配布中
どんな訓練グッズがあるか
どういう症状のときどういう使い方をするか

参考になります

お口の相談室 矯正機能訓練グッズ使い方小冊子

その他矯正機能訓練グッズ入手方法は?

ショップ「お口の相談室」が改善したい症状に応じた訓練グッズを取り扱っています。

口周辺の筋肉、
嚙む機能、
舌のトレーニング
などに適した訓練グッズを販売しています。

歯科衛生士さんによると
ぽかん口の原因はさまざまで、舌癖といって、舌が正しい位置に収まっていないことでぽかん口になることもあるそうです。

舌癖って耳慣れないですね。
人前でしゃべるのが苦手という人がいます。
「かつぜつ」(滑舌・活舌) 言いよどみや、言い直しがないこと日本語の音として1拍1拍が明瞭に発声できること、すなわち「舌の回りがよいこと」を指します。
舌癖があるためにしゃべりかたが滑らかでなく、いつしか人前でしゃべるのが苦手になったという人があります。
かつぜつを良くする、舌癖を直すにも口腔筋機能療法(MFT)というトレーニングが有効だそうです。

舌癖だけでなく、きれいな歯並びのための噛むトレーニングができる矯正機能訓練グッズもあるそうです。

子どもの学力と口呼吸(ポカン口)は深い関係性がある

学力との関係性からも、
ぽかん口・口呼吸といった
健康的な生活習慣は見逃せないです

教員、塾講師の経験者の目からは学力に課題のある子って、
勉強以前の問題がある
と感じることがあります。

学力をつけたい、テストの点数をあげたいから親は子どもを塾へ行かせます。
でも、学力が伸びない原因が生活習慣にあるときは思うように力がつきません。

生活習慣改善に意識が向くと即効性はないですが、
塾に行く行かない関係なく、
じわりじわり確かな学力と結びつくはずです。

今回「ポカンX」の使用をきっかけに、口呼吸のリスクも歯科衛生士さんに伺いました。
リスクとしては次の5つでした。

虫歯・歯周病(歯肉炎)・口臭の原因になる

歯並びが悪くなるリスク

風邪やウイルス感染しやすい

睡眠時無呼吸症候群による成長障害・将来のいびきの原因

顔が変わる(ほうれい線や口元のたるみから面長な顔になる)一種の老化です

自然に治っていく(直っていく)ものではない
コロナ予防でマスク生活が続いたことが原因で、
一層子どものポカン口が増えたとのと調査報告もあります

ポカン口の症例
コロナ予防のマスク生活で、ポカン口が増加

口呼吸 親が気がついた時に改善の手立てをしましょう

口呼吸は、
自然に治っていく(直っていく)ものではないですが、
適切な治療やトレーニングで改善できます。

まずは【口呼吸チェック】

先に紹介した「矯正機能訓練グッズ使い方」小冊子に「口呼吸チェック」があるので、許可を得て紹介をします。
お子さんと一緒にチェックしてみましょう。

ぽかん口チェック
お口の相談室 矯正機能訓練グッズ使い方小冊子より

お子さんの口呼吸やポカン口が気になるということなら、デンタルクリニックを受診しましょう。

手軽に取り組めるグッズで改善できないか
ということも
相談してみたらいいでしょう。

「矯正機能訓練グッズ使い方」小冊子の中に「Q&A」がありますので、載せておきます。

トレーニングQ&A
お口の相談室 矯正機能訓練グッズ使い方小冊子より


口呼吸以外に
口(歯)の健康に関して、知っておいたら良いことが結構あります。

虫歯・歯周病・歯並びも健康的な生活習慣管理に重要

虫歯をほっておいたら
不思議にテストの前夜とか、親の方にいろいろな用事があって今それどころではないのにという時に痛みが出るものです。

こんな時に限って、歯が痛い
こんな時にかぎって、歯が痛む

10年後20年後・・・50年後の健康に経済面含めて大きく影響するものです。
これも歯みがき中心に生活習慣がかかわってます。

まるめデンタルクリニック歯列矯正

歯周病

歯周病は、心臓疾患・脳血管疾患とのつながりがクローズアップされるようになりました。

歯並びの悪さ・・・

矯正(歯列矯正)がありますが、費用面が高額。
でも、人の印象って歯並びで影響されたりもするので、歯並びの悪さを引け目に感じることもあるようです。
この歯並びは遺伝によるものもあるけれども、小さい頃の舌癖の悪さが原因というケースもあるそうです。
詳しいことは、私がお世話になっている「まるめデンタルクリニック」のホームページ内の「虫歯にならない子供の歯の予防」「こどもの歯の矯正はいつから?」が参考になります。


終わりに 生活習慣スキル=学力

見落としがちな学力と関わる「疲れにくい生活習慣」

ぽかん口・口呼吸と学力の関係性は当然のこと、疲れにくい生活習慣の一つに口呼吸があるとも言えます。

疲れにくい生活習慣として、見落としがちなものが他に3つあります。

鉛筆のもちかた

姿勢

目の健康

詳しいことは、記事【小学生の根気の育て方5選!・・・】の
見出し「疲れにくい体つくりで、見落としがちなこと」
に書いていますので、
読んでください。

学習は
決まった時間に、
決まった場所で、
良い姿勢で座る

という
歯磨きやテレビを見るときの場所姿勢と同様の生活習慣です。

疲れにくい生活習慣は学習習慣をつけることにもつながります。
親が子に贈ることのできる最高のプレゼントです。

疲れにくい生活習慣スキルを持つ子(家庭)は学力も自然と高いです