社会理科が面白いと感じさせる小学校低学年時の「どうして?体験」の作り方を教師歴35年が4人の子育て経験からアドバイス

理科社会が面白い 子育て one point

社会理科が面白いと感じさせる小学校低学年時の「どうして?体験」の作り方

私の子育て「どうして?体験」は、
3つの作り方に分けることができます。

  • 作り方①まず親が「なぜ?」を見つける
  • 作り方②お父さんお母さんの雑学(得意分野)や趣味を体験アイテムに
  • 作り方③自由な発想で楽する夏休み「自由研究」

勉強しなさいと押し付けられると「面白い!」とはなりません。
まずは興味関心を引き出すことです。
「なぜ?」を見つけたり、
その答えを探すことが「面白い!」につながります。

しかし、
親にとり負担なること、
大変と感じることは長続きしません。
親の得意分野や趣味を活用します。

②③での私の場合の例をひとつ紹介します。
「大葉を保存用に天日乾燥」

最近、レシピサイトでちょっと人気な
大葉と醤油とオリーブオイルの「大葉ドレッシング」
確かに美味しいです。

年間通して「大葉ドレッシング」が作れたらなと
思われた保護者の方もあるかな。

夏の盛りに大葉を天日乾燥しました。
これを親子で体験することもすることも十分
「面白いと感じさせる小学校低学年時の体験」
になります。

このような例を私の子育て経験から紹介していきます。

「保存用の天日乾燥の大葉作り」自由研究のテーマになりますよ
梅干し作り

乾燥の終盤、風でカゴがひっくり返るハプニングも。でも、翌日次の乾燥大葉が簡単に完成

作り方①まず親が「なぜ?」を見つける

子どもの興味関心を引き出す「なぜ?」
身の回りから見つけ出します。

少し練習が必要ですが、
すぐに「なぜ?」は
見つけられるようになります。
例えば、

yoshi先生
yoshi先生

よくスーパーの外に自動販売機がおいてありますよね。
スーパーの中で買う方が安いのに、
誰が買うんでしょうね?

昔、子どもと買い物に行った時、
聞いていたことのひとつです。

スーパーの中の売り場の配置はどうなっている?
自分ならどう配置する?
買い物しながら、
理由含め聞いたりもしていました。

小学2、3年では
身近な地域の様子として、
施設、生産(仕事)的なことを学びます。
それに合わせたといえばそうですが、
単なる雑談話とも言えます。

とはいえ、
だいぶ昔の話ですから・・・・、
今なら

yoshi先生
yoshi先生

自分がコンビニを作るとしたら、どのあたりに作る?
立地条件を聞いてみる。
その時なぜ?って
理由を聞くかな?

また、少し視野を広げて、
❬❬東京近郊でブルーベリー栽培が盛ん 生産量も全国トップ❭❭
こんなニュースを耳にしたら、
なぜ?って聞くかなと
思います。

ブルーベリーの観光農園に行ったことのある人、
収穫を経験した人は正解に近づきやすいです。

ブルーベリー収穫

自宅で収穫したブルーベリー。完熟したものまだ完熟前の物混ざっています。粒が小さいから収穫はイチゴなどと比べると面倒です。

作り方②お父さんお母さんの雑学(得意分野)や趣味を体験アイテムに

親の趣味や雑学は小学校低学年の子にとり絶好の体験アイテムです。

私が食事の準備をすることはほとんどないのですが、
改めて思い出すと、
子どもと材料切りをしながら
私の雑学をもとに

yoshi先生
yoshi先生

カボチャは水に浮く?
じゃ、
サツマイモは水に浮く、沈む? 
なにか決まりはある?

なんて聞いていました。

いまのネット社会は便利なもので、
「水に浮く野菜、沈む野菜」で検索すると
下記のような記事が見つかります。

地面より上のものは浮いて、
下のものは沈むんです。

お母さん方が詳しいかもしれませんね。

じゃ、大根はどうでしょうね?

一緒に調理しながら、
浮くか沈むか実験してみると面白いです。

買った大根だと、
土から出ていそうな部分と土の中だったろうなと予想される部分で切り分けて実験してみてください。

大根も視点を変えれば「なぜ?」が一杯

四葉のクローバー探しをしたことありますよね。
四葉のクローバー探しをを見つけるコツは?

私の雑学を書きましたが、
お父さん、お母さん、
こんなこと誰も知っていないよね
知っているのは私くらいってこと
ありませんか?

4月に教科書が渡されたら、ザっと目を通します。
上記の例のような、
お父さんやお母さんが身につけた知識(雑学)で、
子どもに伝えることが出来るものがないか考えます。
そういう日常を工夫します。
最初は難しいかもしれませんが、
慣れるというか、
「あっ、こんなことでいいんだ!」
と気づきがあれば、
楽しく子どもとともに体験できるようになります。

作り方③自由な発想で楽する夏休みの「自由研究」

夏休みの「自由研究」は、
親として悩まれますよね。

私が子どもとしたことや
こんなことも したら面白い!
と思うことを
紹介しておきます。

先生
先生

低学年なら、自由な発想で夏休みの自由研究がしやすいです 

(1) 金魚の水槽を五つほど用意して、
ヘッドホンのようなものを水槽にくっつけて
異なる音楽(サウンド、効果音)を流がす。
成長の様子は異なるか?
または、餌をあげる前に音楽を流す、
音楽によって条件反射の程度が異なるか?

(2) 深めの水槽を用意する。
6匹金魚を飼ってみる。
縄張りができるかどうか観察する。
もしも縄張りができるようなら、
成長の度合いが変わるかも調べる。

(3) 3種類くらい大きさの違う水槽を用意する。
水槽の大きさで金魚の成長の度合いが変わるか調べる。

金魚の飼育

 

ちょっと心配
ちょっと心配

これ、やったとして、どうまとめるんですか?

まとめの作り方は以下が参考になります。
下の「自然科学観察コンクール」からの抜粋です。

おおもとは「自然科学観察コンクール」なんですが、
アクセスする時期によっては
「応募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。」
と表示されることもあります。

このシゼコンアーカイブには
各年度のコンクールまとめや入賞作品の紹介がされています。
その中から、
自由な発想だなと思うものを
私が独断で抜粋したものが以下です。

ダンゴムシって右利き?左利き?
なめこのみそ汁はなぜ冷めにくいの?
木の年輪で方角がわかるか─ 正しいか
おたまじゃくしのひみつをしらべたよ
夏に負けない最強のお弁当 ~くさりにくいお弁当メニューを考えよう~

シゼコン 自然科学観察コンクール

 

以下は、
したら面白いはずの研究テーマです。
でも、雑談に近くなりますから、
次の見出し『教師歴35年の「どうして?体験」の事例集
に進んでもらっても結構です。

(4) きゅうりの成長の仕方を部位に分けて調べる。
1日目朝に、小さいきゅうりに4箇所、
均等に印をつけ長さを測る。
1番目は先端、4番目はモトとすれば、印は2番目と3番目だけでも良いです。
記録をする時間を決めて、
印の1番目と2番目、2番目と3番目、3番目と4番目の長さを記録する。
2日目3日目も同じように長さを記録する。
成長にどのような違いがあるか。

(5) トンボを捕まえるとき、捕まえ方
トンボの目の前で指をくるくる回すと
本当に捕まえやすいのか?

(6) アサガオのつるはどっちまき?
途中で無理にまく向きを変えたら、どうなる?

(7) トカゲのしっぽはどのあたりから切れるの?
ネットで調べたら答えがわかるんですが、
予想し、観察をするのは楽しいと思います。

(8) ニャンコがいる家なら、
にゃんこが好きな音楽嫌いな音楽はあるか?
ちなみにニャンコにも利き手はあるそうですね。

(9) ニャンコにとり、
屋外にある植物は命の危険に直結するものが多いです。
でも、ネコ草は自分の健康維持に必要です。
外へ出たりするニャンコは
食べてはいけないものと食べることが好ましいもの
どうやって知るのか?
学ぶのか?

動物の生態もよく見ると不思議が一杯です

yoshi先生
yoshi先生

我が家の愛ネコCOCOについては、

息子が「僕が教えた」といっています。

先生
先生

どうやって、教えたんですか?

yoshi先生
yoshi先生

食べてはいけないものを食べようとした時、

「シャー」といって、教えたといっています。

先生
先生

ほんとにそんなことで、ネコが学ぶのですか? 

yoshi先生
yoshi先生

どうなんでしょうね。

息子はCOCOが迷っていた時に「シャー」といって教えたと言っていますが、こういう研究結果(情報)が多く集まるといいですね。

 

(10) 低学年の時なら、
子どもに「どうして?体験」というより
親がしてみたかったことを、
子どもにつき合わせ
夏休みの「自由研究」にすることも
いいと思います。

私が関心があったことを夏休みに子どもにつき合わせたものが以下です。
化石収集

自分が子どもの時にしてみたかった化石集めを子どもにつき合わせました。

教師歴35年の「どうして?体験」の事例集

続けて、私が子どもと体験した「どうして?」を紹介します。
意外と簡単、
こんなことでいいの?
と思うようなことです。

  • 家族旅行の下見を地図帳で
  • 「世界地図日本地図でバーチャル旅行」
  • 火起こしをしてみた
  • ミニトマトのそばでキュウリを作った
  • クモを部屋で飼ってみた

自由研究だと以下のようなテーマが必要です。
しかし、もう少し気楽な「どうして?体験」の紹介です。

自由研究テーマ 
文鳥は水浴びが必要と言われます、水浴びを何時覚えるか?

文鳥を手乗りにし、飼っていました。
籠から出しているといつの間にかキッチンの流し場の水たまりに入っていました。
自由に動き回れると、
教えずとも自然に水浴びを覚えるというまとめしかできませんでした。
仕方ないので、
人肌に温めた餌をどのタイミングでどのくらいあたえるかをまとめ
自由研究としていたようです。

見方を変えると「文鳥は水浴びが必要です」なんでか?
動物とのふれあい

文鳥が水浴びをしたいときは、飼い主にどういうアピールをする?

ちなみに容器で水浴びをさせるようになると、
水浴びしたいときは流しの蛇口に泊まっているようになったということも、
自由研究のまとめには書き加えていたように思います。

家族旅行の下見を地図帳で

どちらかといえば、
どうして?体験ではなく
そこまで(目的地まで)どうやって行くの?体験 です。

仕事として、
修学旅行で生徒引率で東京へ行きます。
下見と家族旅行を兼ねようということで、
東京旅行を計画

最初は学校の地図帳で旅行の計画作り。
東京に行くまで、ルートを確認。
どういう交通機関を使うか一緒に考えました。

写真の東京地図では
兄が学校で習ったいろいろな地図記号を
わかる範囲で弟妹に説明していました。

でも、最後はこれじゃ詳しいことがわからん、
トラベルマップの出番となりました、、、、、

テレビの横に貼ってある日本地図と学校の地図帳で東京がどこにあって、
どうやって行くのかは分かったようです。

地図帳と地図記号

最初はこの地図でドキドキワクワク、でもそのうち、この地図じゃ、「面白い場所わからない」となりました。

「世界地図日本地図でバーチャル旅行」

気楽などうして?体験です。

とうとう終わっちゃいました、
「世界・ふしぎ発見!」
世界地図を見ながら、
「あっ、この辺だ!」といいながら、
クイズの答えを考えていました。

楽しく気楽に
バーチャル旅行しつつのどうして?体験
でした。

世界地図は2001年から貼ったまま。
今となってははがすのが惜しくなっています。

「ふしぎ発見」が終わりましたので
今なら、
るるぶ「世界の国大百科」「都道府県大百科」を使った
バーチャル旅行をするだろうと思います。

ここで身につく知識は学校の社会科の役に予想以上に立ちます。

世界地図

2001年約20年前の国名がわかります。

火おこしをしてみた

半分は親の興味で、火おこし体験

本当に火が起こるのか?

かなり子どもと試行錯誤しました。
板の材質と穴を開ける位置がポイントでした。
当然気温、湿度に影響されます、
あと、小学3年くらいでは、
腕力不足でなかなかうまくいかないことも分かりました。

小学5年生ともなると
コツをつかみ
親より上手に
火を起こすようになっていました。
火おこし用具

いつのまにか増えていった火起こし道具

学校の学級行事に使うようにもなりました。
生徒より保護者の方が夢中になり、
飯盒炊爨のための火起こしをしたのですが、
食事後一直線に火起こし道具の所に向かい、
火を起こしている親子が多数ありました。
そんな関係で、
火起こし道具の数が増えていきました。

ちなみに地域の子ども会でも火起こしをやりました。
これも人気を集めました。

ミニトマトのそばでキュウリを作った

家庭菜園がありましたので、
ここで、
きゅうりの花粉をトマトのめしべにつけたら、どうなるか?
その逆はどうなるか?
という実験をしました。

結局、
トマトはトマト、キュウリはキュウリができます。

小学校高学年になると雄花の花粉が雌花のめしべにつくことで、
トマトやきゅうりの実が大きくなることを勉強しますから、

なぜ?と聞くと、
種類が違うから
あっさりした返事でした。

親としては。

なんで種類が違うとダメなの?
キュウリトマトができたら、
一度に2つのものが食べられて便利じゃん


といった疑問や考えが欲しかったのですが、、、、
でも、そんな小学生はまあいないでしょうね。

疑問を持つ、
時には疑ってかかることが大事といいつつ、
明らかに正しいと分かっていることしか教えられないのが学校教育。
自然の中には分かっていない事、
不思議なこと、
面白いことって
いっぱいあるんだけど、
教科書を教えることで手いっぱいで、
そこまで手が回らない。
というジレンマが教師時代にありました。

今なら、
NHK連続テレビ小説
『らんまん』主人公・槙野万太郎の影響もあり、
そもそもめしべはどうして違う種類の花粉と見極めるんじゃ?
と思う子がいるかもしれません。
この疑問って、
小学2年生あたりが持っても不思議じゃないですよね。

植物の成長、よく見ると不思議が一杯です。

クモを部屋で飼ってみた

親が用意したどうして?体験ではありません。

「飼ってみた」ではなく、
気がついたら、
子どもがクモを飼っていた!でした。

ほっといたら、クモが勝手に巣をはるときもありますが、
飼うとなるとなかなか大変です。
餌を調達しなければいけません。
バッタなどを取ってきていました。

意外とクモの正確な特定は難しいです。
バッタを餌にやっていたので、
たぶんオオヒメグモだったろうと思います。
家の中のクモの巣  **当時の物ではありません**
家の中のクモの巣

30年近く前、子どもの部屋の天井のかどにこんな巣がありました。

「どうして?体験」が必要な理由

子どもさんの学力、
気になりますよね。
その答えの一つが
「どうして?体験」です。

  • 中学高校で理科社会が伸びる子は「知的好奇心」の高い子
  • 体験と結びつけることで身につく

中学高校で理科社会が伸びる子は「知的好奇心」の高い子です。
そして、
知的好奇心を伸ばすには体験が必要だからです。

そして、学力の基盤となる語彙力は体験を通して身につくものもあるからです。

例えば、
木漏れ日(こもれび)、、、
実際に木漏れ日を見れば、
一発でわかります。

木漏れ日

「森林などの木立ちから太陽の日差しが漏れる光景のこと」と書かれていますが、百聞は一見にしかすずめ、

さしあたり
ハラハラ、ドキドキ「ジェットコースター」体験でしょうか

yoshi先生
yoshi先生

自分のしたいことに出会った時、
その子のやる気は急上昇!
興味関心を持ってやる勉強は、
いわれてする勉強の5倍の効率があり、
嫌々する勉強の20倍の効率がありますからね。

梅干しや吊るし柿作り

てきとーな家庭菜園だって、ちょびっとでいいです一緒にやることは、知的好奇心につながります。

中学高校で理科社会が伸びる子は「知的好奇心」の高い子

まずは、見るさわることから興味関心、そして知的好奇心につなげます。

昆虫をあまり見たことがない子が
「チョウの体の作り」を
勉強しても楽しくないですよね。

小学校低学年は
電車博士、昆虫博士、〇〇博士が誕生する年頃です。
その部分を親として応援しましょう。

写真はパセリを食べてるアゲハの幼虫。
ニンジンの葉っぱも好き、
ミカン、山椒の葉も好きです。

勉強を面白くするきっかけは身の回りにあり

タマムシも習性を知っていれば、見つけやすいです。

タマムシは幼虫時代の過ごし場所は、
柿の切り株が好きなようです。
左上は里芋の葉ですが、
すぐ横に伐採した柿の木が置かれています。

体験と結びつけることで身につく

体験が暗記をしやすくする  
暗記は机に向かってするだけじゃない

【例】地図記号 
旅行やドライブに行く前に、
学校の地図帳でコースの下見。
地図記号は何を表すか想像してみる。

先にも書きましたが、
小3で地図記号を習います。
今はカーナビが道案内をしてくれますが、
地図記号は実際に実物を見ながら、
地図記号と照らし合わせることで覚えるのが一番効果的です。

地図で東西南北が出てきますが、
身近な生活の中で東西南北が理解できていることが
理科では大事になります。

自分の家で 
夏至の太陽はどの辺から登りどの辺に沈むか、
冬至の時はどのあたりから?
といったことです。

見落としやすいのが「語彙力」
読書だけでは、
身につかない内容があります。
先に紹介した「木漏れ日」以外に

春の海ひねもすのたりのたりかな
(春の海は波がいち日中 ゆっくりと押し寄せていることだな) 

春の海のイメージ

春の海をボーッとしばらく眺めているのが一番の理解につながります。

色は匂へど散りぬるを
(匂い立つような色の花も散ってしまう) 

色は匂へど散りぬるをのイメージ

「色は匂へど散りぬるを」こういう内容の理解は体験が一番です。

 

体験といえば、

家で味噌作りをされていませんか?
最近は小学校でも食育の一環として取り入れられている学校もあります。
もし、家で味噌つくりをされていれば、
面倒くさい部分もありますが、
一部分だけでも、
お子さんと一緒にしてみてはどうでしょうか。

味噌つくり

これは麦麹(中段)と米麹(下段)の合わせみそ作りをしているところです。(金額的には市販の味噌を買うのが安いです)

終わりに 

低学年なら、親の趣味につき合わせてもいいじゃないですか

  • 小学2年、興味関心と学習意欲 低下するわけ
  • ほぼ、塾と無縁だった我が子たち

砂金採集も子どもの頃してみたかったことなので、
夏休みに子どもにつき合わせました。

砂金取り

子どもが小さいうちは、ほぼ親の趣味で連れまわしました。

小学2年、興味関心と学習意欲 低下するわけ

入学時は知識欲や勉強への興味関心がありますから、
学校での勉強は面白いはず。
でも、2年生3年生の始業式などに教科書をどんと渡されて、
自分の興味関心に関係なく勉強が進むもんだから、
だんだんと「面白い」ものじゃなくなります。

子どもの心は正直。
興味のないこと面白くないことには頑張れない。
学習習慣が崩れる。
勉強がわからなくなる、
面白くない、、、、の悪循環 

子どもが何か興味関心がありそうなことをつぶやいた時、
好奇心というやつですね、
親にとっては興味関心のないことでも、
それに付き合うのがポイントです。
家族になりたての愛ネコ

16年前の写真、家族の中心にニャンコがいました。今17歳です。

ほぼ、塾と無縁だった我が子たち

私の4人の子で、
高校の時に塾に通った子 0人
中学校の時 英語塾   1人
 高校受験前の冬期講習 1人

進学の様子は以下の通りです。

  • コンピュータ専門学校進学
    (Cygamesでゲーム作りのチーフをしています)
  • 国立大学工学部進学
  • 公立短期大学幼児教育科進学
  • 調理師専門学校進学
    (高校3年時就職コースで数Ⅲ物理クラスで1,2番)  

べらぼうに良い成績、学力ではありませんが、
こんな体験、時には親がしたいことにつき合わせる
こういう家庭環境が
ほぼ、我が子を塾と無縁にしたのかなと思ったりもします。

最後に

そんな父親が、
最近になり、
疑問に思っていること

梅シロップ作り

家の梅の木は、梅干しと梅シロップの原料を豊富に提供してくれます

写真は作り始めて3日目のものと4日目の梅シロップ。
8日目でほぼ完成。

大雑把ですが、
うまく搾り取れれば完熟梅なら1kg(氷砂糖0.8kg)で
1.2Lのシロップが作れるかな?って感じです。
搾れる効率は青梅も完熟梅も同じくらい、(たぶん)。
**何が疑問かと言うと**

氷砂糖の袋の裏に梅シロップの作り方が記載してあり、
梅1kg氷砂糖1kgからシロップ1.6L
となっていました。

ちょっと調べたんです。

水1kg砂糖1kg
要するに50%砂糖水の20℃での比重は1.2296。
だから、
50%砂糖水2kgの体積は 1.626L。

でも、
梅1kgから搾りだせる水分は、
メチャメチャうまく搾り取って800gじゃないでしょうか。
梅のエキス(水分)800gと砂糖1kgで計算しなおしてみると
1.43L です。

ただ、
記載された作り方の中に食酢100cc~200ccも加えるとも書かれていたので、
一応正しい記載なのかな?
ということです。

まるで、理科か数学の授業みたいですね。